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稲葉式手術法とは?治療効果を剪除法とミラドライと比較!

稲葉式手術法とは

その名前の如く、故稲葉益巳先生が開発された稲葉式ワキガ削除器で、小さな切開創からこの器具を皮下へ挿入して裏側からローラーのついた剃刀の刃で汗腺を削り除去する手術法です。

私は、稲葉益巳 博士の生前、直接、東京都杉並区にあります稲葉美容外科で手術法の見学を何度も行わせていただき直接、手術のご指導を受けた数少ない医師の一人です。

常に、稲葉益巳博士とワキガ・多汗症の根治療法を議論させていただきましたこと昨日のように覚えております。 当時は、稲葉式手術が根治が見込める数少ない治療法として、稲葉美容外科は全国からワキガ・多汗症でお悩みの患者様を集客していましたが、ダウンタイムが長いため現在では、そのリスクと傷跡の残存の可能性もあり施術を行う医師の数が激減しました。

現在でも特定の医療機関で、ローラークランプ法という名称で同様の手術法の変法を実施されているケースもあります。

稲葉式手術法のデメリットとは

広範囲に皮膚を剥離して器具を挿入して裏側から汗腺を完璧に除去する方法ですが、2週間ほどの長期間の強固な固定が必要で、ダブルタイオーバーという本来であれば入院治療が必要な日常生活への制限があります。

それに伴い切開創小さくても剥離範囲は広いためいったん出血が起こり血種形成が起こると広範囲の皮膚壊死を起してしまうリスクもあります。

固定が難しく、しっかり固定しないと剥離した皮膚の形状がカーテンが折りたたまれたようにジャバラ上に変形したり術後にカプセルを形成して瘢痕化します。

職人技のような技術が必要で、手術をしっかり行える医師は多くありませんでした。

現在、ワキガ・多汗症治療の非観血的治療の主流となっている治療のひとつミラドライと比較して、高度な技術とダウンタイムから根治が見込めても普及はしていません。

稲葉式手術法の手術の流れは?全部で8ステップ

稲葉式手術法を以下の流れで行われています。

1:剥離する範囲の皮膚へのマーキング

2:局所麻酔

3:稲葉式削除器を挿入する部位の切開

4:皮膚を剥離

5:稲葉式削除器を挿入して皮膚の裏側から汗腺組織の削除

6:止血

7:皮膚へドレーン孔作成として小切開を加える

8:ダブルタイオーバー固定

稲葉式手術法の術後の経過は?ダウンタイムは?

切開創は1センチ以下と小さいのですが、皮膚の剥離範囲が広いため固定を強固に行い剥離した皮膚が母床と生着するまで安静を保つ必要があり、最低1-2週間の安静固定が必要となります。

この間は腕を直角に挙上して維持する必要があります。

ダウンタイムは長い治療法です。

固定を外すのは早くて1週間後、遅い場合は2週間後。 傷痕は、剥離した皮膚が変色して色素沈着が起こるケースが少なくないため肌色として目立たなくあるためには最低でも半年以上かかります。

稲葉式手術法の相場

稲葉式を実際行っている施設がほとんどないため具体的な相場は現在、不明です。

類似法の場合は35万円前後になります。

稲葉式手術法がおすすめな方は?

成人で、傷跡が気にならず長期の安静やダウンタイムが許容できできる限りの根治を目指したい方。

稲葉式手術法の特徴

一番の特徴は、広範囲に根治を目指す手術を1回で終了することを目的とした治療法です。

広範囲に皮膚を剥離するためダウンタイムが長く、血種形成による皮膚壊死や術後の皮膚拘縮、粉瘤発生など合併症も少なくありません。

特に切開した傷跡は小さく目立たないのですが剥離した皮膚が変色して色素沈着を起したり 瘢痕化することが少なくないため 腋全体の皮膚が変色したりぼこぼこした感じになることがあります。

稲葉式手術法の注意点

・ダウンタイムを覚悟して行う治療であること

・剥離した皮膚の色素沈着や形状変化が起こる可能性があること

・強固な固定を行うため術後にかなりの苦痛を伴うことがあること

・安静に保たれていないと血種形成が起こり広範囲の皮膚壊死を起こす可能性があること

・術後に粉瘤形成やセローマという液状分泌物が溜まる状態が出現する可能性があること

・剥離した皮膚が縮んでしまい醜い形状となることがあること

まとめ

*EL法で治療を行う前は私も長年稲葉式手術の縮小術を行っていました。

皮膚を中央のできる限り狭い範囲だけ剥離して、合併症を術後に起こさない、固定を3日で外せる、ダウンタイムが少なく術後の患者様の苦痛が少ない方法を考案して稲葉式削除器での手術を行ってきました。

しかし、効果をとるか、傷跡を目立たなくするか、いずれかを優先させなければなりません。 効果もあり、傷跡も目立たない手術が理想的ですが、これはワキガ・多汗症手術では相反することです。

稲葉式でも同様でした。 このため新しい治療法を模索して、傷跡が残らない、根治が期待できる、ダウンタイムが無い、合併症が無く術後の痛みが無い方法である EL法にたどり着きました。

現在では、稲葉式手術は完全にやめてEL法をワキガ・多汗所の主たる治療法として実施しています。 剪除法、稲葉式手術法、実際 多くの手術を30年以上の美容外科医の経験として実施してきて、患者様にとりましてベストな治療法は、EL法であることを断言できます。

最近ではワキガ・多汗症手術を1例も行ったことが無い美容外科医が、治療機器だけ購入して看護師に全て施術を任せて、ワキガ・多汗症治療をPR して実施されている医療機関も少なくありません。 あらゆる手術や治療法を経験した専門医が 直接治療を担当しなければ 患者様にとりまして満足していただける結果は出ないと考えております。 必ず治療経験豊富な専門医が、ワキガ・多汗症を直接実施されている医療機関での治療をお勧めいたします。 ワキガ・多汗症の治療は看護師が行って満足いくケースはまずありませんし、トラブルも多発している現状があります。 医療行為である ワキガ・多汗症治療は 看護師が行うのではなく熟練した専門医が行うべきと考えています。

執筆者

doctor
クリニック名さかえクリニック
住所〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-5-21 錦HOTEIビル2F
院長末武信宏
わきが・すそわきが治療費用わきが・多汗症

EL法治療(1回)180,000円
(198,000円)
EL法治療(3回)370,000円
(407,000円)
EL法治療(6回)560,000円
(616,000円)
EL法治療(9回)※ 小学生の方にお勧め750,000円
(825,000円)
汗止め注射(片脇)45,000円
(49,500円)
汗止め注射(片手)45,000円
(49,500円)
汗止め注射(片足)45,000円
(49,500円)

※EL法は、別途血液検査 8,000円(税別)とニードル代(3回で20,000円(税別))が必要です。

■すそワキガ

EL法治療(1回)220,000円
(242,000円)
EL法治療(3回)530,000円
(583,000円)
EL法治療(6回)774,000円
(851,400円)
汗止め注射180,000円
(198,000円)

※EL法は、別途血液検査 8,000円(8,800円)とニードル代(3回で20,000円(22,000円))が必要です。

■チチガ(乳輪ワキガ)

EL法治療(1回)90,000円
(99,000円)
EL法治療(3回)190,000円
(209,000円)
EL法治療(6回)310,000円
(341,000円)
汗止め注射50,000円
(55,000円)

※EL法は、別途ニードル代(3回で20,000円(22,000円))が必要です。

■ケツガ(お尻ワキガ)

別途見積もりが必要になります。

■ムネガ

別途見積もりが必要になります。

院長プロフィール順天堂大学医学部 非常勤講師
日本美容外科学会認定専門医(第219号)
第88回 日本美容外科学会 会長
プロボクシング トレーナー JBC認定(NO.31532)
国際抗老化再生医療学会 認定指導医
一般社団法人 先端医科学ウエルネスアカデミー(AMWA)副代表理事
https://www.amwa.jp
一般社団法人 日本視覚能力トレーニング協会 監事
トップアスリート株式会社 代表取締役
http://topathlete.co.jp
WEBサイトhttps://sakae-clinic.com
https://wakiga.media

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