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ワキガの原因となる食べ物とは?改善できる食材も紹介

わきからツーンとした特有の嫌な匂いを発するワキガは、医学的には腋臭症(えきしゅうしょう)と呼ばれています。自分では気がついていない場合も多く、人から指摘されたり、シャツのわきの部分が黄色く色づいたりして気がついた方もいるのではないでしょうか。

近年、若い世代を中心として、自分のにおいを気にする方が増えてきました。制汗スプレーなどによるケアではワキガのにおいを抑えるのは難しく、制汗スプレーとワキガのにおいが混ざり合い、さらに強烈なにおい発してしまう可能性もあります。

制汗スプレーでも抑えられないワキガには、いくつかの原因がありますが、そのひとつが普段口にしている食べ物です。

実は、ワキガに限らず体臭は普段の何気ない食生活と深く関わりがあります。においがきつい食品を食べた次の日、ワキガのにおいが強くなっている気はしませんか?

たいていの場合、においのきつい食べ物を食べたあとは自分の口の匂いを気にしますが、口臭だけでなく体臭も気にすべきなのです。

しかも、体臭に関係しているのはにおいの強い食品だけでありません。手軽に食べられるなどの理由で何気なく口にしている、肉や脂肪分の多い食べ物もそのひとつです。

そのため、最近自分のわきのにおいが気になってきたという方は、普段どんな食生活を送っているのかを振り返る必要があります。

この記事では、ワキガの原因と原因になる食べ物、改善する食べ物をご紹介します。ワキガを改善したい方はぜひ最後まで読んでみてください。

ワキガとは

電車に乗っているときや街中を歩いていると、たまにワキガのにおいがしてくることがありますが、本人はなぜ気がつかないのだろうと疑問に思ったことはありませんか?

実はワキガは周りの人にはすぐにわかっても、本人が自覚するのは難しいケースもあります。その理由にはまず、ずっと自分のわきのにおいとともに暮らしているために慣れてしまっていることが挙げられます。嗅覚は、ずっと同じにおいを嗅いでいると慣れてしまい鈍感になるため、自覚できないことがあるのです。

ほかにも軽度のワキガであることや、鼻炎などの鼻の炎症といった理由によって、自分では気がついていないなどの理由が挙げられます。

ではそもそも、なぜワキガになってしまうのでしょうか。ここでは、ワキガのメカニズムとワキガになりやすい人の特徴をご紹介します。

ワキガのメカニズム

ヒトには、エクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺があります。まずは2つの汗腺の特徴をご紹介します。

エクリン腺

  • 全身のほとんどに分布している
  • 99%が水分
  • サラサラしている
  • 主に体温調節のために汗を出す役割
  • 分泌される汗は無味無臭

アポクリン腺

  • 体の限られた場所に分布(とくにわきの下に多い)
  • 毛根に開口部がある
  • ベタベタとしている
  • 分泌される汗は白く濁っている
  • もともとはフェロモンの役割をはたしていた

ワキガの原因となるのは、アポクリン腺から分泌される汗です。アポクリン腺から出る汗に含まれる皮脂を、体の表面の細菌が分解するときに独特の強いにおいを発します。

第二次性徴でアポクリン腺が発達するので、主に思春期にワキガの症状が出てくることがほとんどです。

また、自覚症状と他覚症状に差が出ることもあり、自分で気になっていても実際はそれほどでもないこともあれば、自分ではわかっていなくてもほかの人はにおいを強く感じている場合もあります。

皮脂腺とアポクリン腺

皮脂腺は皮脂を分泌する組織、皮脂とは脂性で透明な液体です。

皮脂の分泌は思春期以降に行われるようになるので、生殖に関係する機能を持つのではないかといわれています。
その説を裏付けるように、性器の皮膚が最も皮脂腺の密度が高く、1㎠に1000個弱の皮脂腺があります。

一方、アポクリン腺から分泌されるのは粘着質で脂性の液体です。
アポクリン腺から出る液体の色は個人や体調によっても違い、乳白色がかった灰色や白っぽいもの、赤みがかったもの、黄色みがかったもの、黒っぽいものまであり、実に様々です。
アポクリン腺も思春期以降に活性化するので、皮脂腺と同様に、生殖に関係のある役割を持つといわれています。
また、アポクリン腺の量は女性のほうが男性よりはるかに多いそうです。

皮脂腺アポクリン腺
まぶた
耳管
鼻前庭
上唇
口腔粘膜
眼窩
乳首と乳輪
胸の中線
臍のまわり
恥丘
大陰唇
小陰唇
ペニスの包皮・亀頭
陰嚢
会陰

出典:ストッダート・D・マイケル「匂うサル人間の匂いの生物学と文化(The Scented Ape:The Biology and Culture of Human Odour)」(1990年) より

ワキガになりやすい人の特徴

ワキガは体臭の中でもとくにクサイにおいの代表的なものです。ワキガを発症するアポクリン腺は思春期の頃から発達してきますが、ワキガになりやすい人となりにくい人がいます。

以下はワキガになりやすい人の特徴をまとめたものです。

  • 家族にワキガの人がいる
  • 耳垢がしっとりしている
  • 衣服のわき部分に黄色いシミができる
  • わきに白い粉がつく
  • 汗をかいてもそのままにしている
  • においが強い食品や刺激の強い食事を好む

ワキガは遺伝的な要素が深く関係しているため、家族にワキガの人がいると自分もワキガである確率が高くなります。

ワキガには汗とニオイ菌の繁殖が大きく関わっています。汗をたくさんかいたときのモワッとしたにおいと、ワキガのツーンとしたにおいには明らかに違いがあるので、自分はワキガかもと感じる点がある方は、家族や仲のよい友達に聞いてみてもいいかもしれません。

ワキガの原因になる食べ物とは

ワキガの原因になる食べ物のイメージ

ワキガには民族や国の違いも大きく関わってきます。日本人の場合は軽度のワキガも含めると約1割の方がワキガだといわれていますが、黒人の場合はほぼ全員、そして欧米人は約7割〜9割の方がワキガであるといわれています。

ワキガの発生率には、遺伝的要素だけでなく日常的に食べているものが深く関わっていると考えられていて、日本の食生活が欧米化したことも、ワキガの原因であると指摘されています。

ここでは、ワキガの原因になる食べ物をご紹介します。

動物由来の肉や脂

肉をはじめとした動物由来の食べ物や油は、ワキガの原因になる可能性があります。肉類に含まれるタンパク質は、体内で分解されるとアンモニアや硫化物など強い臭いの物質を発生させます。また、動物性の脂は体内で酸化されて脂肪酸となり、ワキガのにおいの原因になります。

動物由来の肉や脂を多くとりすぎると、ワキガでない方でも体臭が強くなることがあり、ワキガの方はより強いにおいを発するようになります

具体的には、以下のような食べ物がワキガの原因になります。

  • ファーストフード
  • 市販の弁当
  • チーズやバターをたっぷり使った惣菜パン
  • コッテリとしたラーメン
  • 辛い食べ物
  • ニンニクやニラなどが入ったにおいの強い食べ物
  • 中華料理
  • ハンバーグやステーキなどの肉料理

食物繊維が少なく酸化しやすい肉や、脂肪分の多い食事をし続けると体臭がきつくなります。また、アルコール類もアセトアルデヒドという成分が分泌されるため、体臭がきつくなる原因となります。

腸が正常に働いている方は体に不要なものを排泄できますが、腸内環境がよくない方は悪玉菌を溜め込み、アンモニアが皮膚ガスとして排出されるため、体臭がきつくなる原因になります。

脂肪分が多く含まれるお菓子

ワキガの原因になるのは食事だけではなく、スイーツやお菓子類にも注意が必要です。甘いものには糖分や脂質が多く、食べすぎると体の皮脂が過剰に分泌され、体臭の原因になります。

具体的には、以下のようなお菓子がワキガの原因になります。

  • スナック菓子
  • クッキー
  • チョコレート
  • 生クリームたっぷりのケーキ

お菓子は食感も良く、食べやすいためついつい食べすぎてしまいがちですが、気がつかないうちに大量の脂肪分を摂取してしまう原因になります。また、間食ばかりしていると肥満にもなりやすく、健康のためにもよくないので、控えた方がよいでしょう。

ワキガを改善する食べ物とは

ワキガを改善する食べ物のイメージ

ワキガでお悩みの方で現在肉中心の食生活を送っている方は、体質を改善するためにも食生活を見直す必要があります。

肉やチーズ、辛い食べ物、ニンニクやお酒などは体臭の発生や悪化につながるので減らし、野菜やこれからご紹介する食べ物を中心にバランスよく食べることが大切です。

ここでは、ワキガを改善する食べ物をご紹介します。

和食

日本人が昔から食べている和食は、野菜や大豆製品、魚を中心としたメニューが豊富で、体臭をきつくする原因である動物性タンパク質や脂肪が少なめです。

和食は抗酸化作用のあるビタミンCやポリフェノール、βカロチン、オレイン酸などの栄養素がたっぷりと含まれた食材を使用することが多いため、ワキガのにおいを弱くできます。

とくに、動物性の食品を使用せず、ニンニクなどの強いにおいを発する食材を使用しない精進料理は、ワキガを改善するための理想の食事といえます。

また、ご飯ものの選び方にも注意が必要です。メニューにもよりますが、活性酸素の発生を抑えるビタミンEを多く含む玄米や、胚芽米をチョイスするとよいでしょう。

アルカリ性食品

アルカリ性の食品は抗酸化作用があるので、ワキガを改善するにはもってこいです。アルカリ性の食品には食物繊維を多く含んでいるものが多く、腸内環境を整えるためにも積極的に食べたい食品です。

アルカリ性の食品の例

  • 梅干し
  • 海藻類(わかめ、昆布など)
  • 蕎麦
  • にんじん
  • トマト
  • レンコン
  • 大豆、大豆製品(豆腐、納豆、味噌など)
  • 緑黄色野菜(ほうれん草、にんじん、ごぼう、キャベツ、カボチャなど)
  • 果物(バナナ、グレープフルーツなど)
  • キノコ類(とくにしいたけ)

健康な人の血液は弱アルカリ性です。ワキガの原因となる食品を普段から多く摂取していると血液が酸性になり、酸性の状態であることもワキガを悪化させる原因になります。

アルカリ性の食品を毎日少しずつ食べることで、ワキガのにおいのもとになる汗の脂質やタンパク質の分泌量を減らせるうえ、身体のサビつきを抑え、アンチエイジング効果も期待できます。

ビタミンを多く含む食品

ビタミンAやビタミンB、ビタミンC、ビタミンEは抗酸化作用があるため、積極的にとりたい栄養素です。とくにビタミンEは、ビタミン類の中でも強い抗酸化作用をもつビタミンで、活性酸素から身体を守り、細胞のサビつきを予防する働きがあります。

今回はビタミンの中でもとくに積極的にとりたい、ビタミンEを多く含む食品をご紹介します。

ビタミンEを多く含む食品の例

  • アーモンド
  • ピーナッツ
  • ほうれん草
  • カボチャ
  • 牛、豚のレバー
  • うなぎ
  • いくら

アーモンドやピーナツを毎日数粒ずつ食べるなど、継続してビタミンを摂取することが大切ですが、続けるのが難しい方は、色々なビタミンを1度に摂取できるマルチビタミンなどのサプリメントを活用するとよいでしょう。

まとめ

ワキガの原因と原因になる食べ物、改善する食べ物をご紹介しました。ワキガには遺伝的要因もありますが、普段食べるものを変えるだけでワキガを改善できます。

ワキガの独特のにおいを抑えるには、皮脂を酸化させないようにすることが最も重要です。そのためには、肉中心とした食生活から和食中心の食生活へ変え、体の酸化を防ぐ必要があります。

食べ物のほかにも、ストレスを溜めない、運動する習慣をつけるなど、日常生活の中でできるワキガ改善法を行うとより効果的です。

ワキガにお悩みの方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

 

監修医師

doctor
クリニック名さかえクリニック
住所〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-5-21 錦HOTEIビル2F
院長末武信宏
院長プロフィール順天堂大学医学部 非常勤講師
日本美容外科学会認定専門医(第219号)
第88回 日本美容外科学会 会長
プロボクシング トレーナー JBC認定(NO.31532)
国際抗老化再生医療学会 認定指導医
一般社団法人 先端医科学ウエルネスアカデミー(AMWA)副代表理事
https://www.amwa.jp
一般社団法人 日本視覚能力トレーニング協会 監事
トップアスリート株式会社 代表取締役
http://topathlete.co.jp
WEBサイトhttps://sakae-clinic.com
https://wakiga.media

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